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がんと共存する時代へ 
     
 

 
   
 早期診断・早期治療など医療技術の進歩もあり、がんの5年生存率は着実に改善を示しており、いまやがん患者の半数以上が治るようになってきています。日本では、がんの治療を終えた、あ るいは治療を受けつつあるがん生存者は 1999 年末で 298 万人でしたが、 2015 年には 533 万人に達すると予測されており、がんが “ 不治の病 ” であった時代から、いまや、 “ がんと共存 ” する時代に なってきたといえます。  
 
実際のリハビリテーションの医療現場でもがん患者の障害の軽減、運動機能低下や生活機 能低下の予防や改善、介護予防を目的として治療的介入を行う機会は多くなってきていて、がんにともなう身体障害はリハビリテーション科の主要な治療対象の一つになりつつあります。
 
【参考ホームページ】
1) 国立がんセンターホームページ , がんの統計 2005年