|
( 1 )予防的( preventive )リハビリテーション: |
|
がんと診断された後、早期に開始。手術、放射線・化学療法の前もしくは後すぐに施行。機能障害はまだない。その予防を目的とする。 |
|
|
( 2 )回復的( restorative )リハビリテーション: |
|
治療されたが残存する機能や能力をもった患者に対して、最大限の機能回復を目指した包 括的訓練。機能障害、能力低下の存在する患者に対して、最大限の機能回復を図る。 |
|
|
|
( 3 )維持的( supportive )リハビリテーション: |
|
がんが増大しつつあり、機能障害、能力低下が進行しつつある患者に対して、すばやく効果 的な手段(例えば、自助具やセルフケアやコツの指導など)により、セルフケアの能力や移動 能力を増加させる。拘縮、筋萎縮、筋力低下、褥創のような廃用を予防することも含まれる。 |
|
|
|
( 4 )緩和的( palliative )リハビリテーション: |
|
末期がん患者に対し、その要望を尊重しながら身体的、精神的、社会的にQOLの高い生活 が送れるようにする。温熱、低周波治療、ポジショニング、呼吸介助、リラクセーション、補装 具の使用などにより、疼痛、呼吸困難、浮腫などの症状緩和や拘縮、褥創の予防などを図る。 |
|
|
|