本邦で唯一のがん医療におけるリハビリテーションの専門家(医師)を養成することを目的とするコースです。 |
基礎腫瘍学、臨床腫瘍学、緩和医療学の各講義を受講し、臨床腫瘍学に関する基礎的および最新の知 識を習得し、日本リハビリテーション医学会の定めるリハビリテーション科専門医の取得を目指します。 |
また、就学期間中に臨床データに基づく研究を行い、論文を作成し、要件を満たし審査を通過した者には博士号が授与されます。 |
平成19年に開講以来、 2名が入学、慶應義塾大学病院リハビリ科・関連科での研修および連携施設である静岡がんセンターリハビリ科での研修を終了しました。 |
がんのリハビリをサブスペシャリティーとするリハビリ科専門医は全国的に数少なく、今後のがんリハビリの臨床・教育・研究に関して指導的役割を担っていく人材の育成が必要です。本コースは、本邦で唯一のがん医療におけるリハビリの専門家(医師)を養成するコースとして、今後も継続して人材育成に努めていく所存です。 |
本コース卒業後には、“がんのリハビリ”の分野のリーダーとして活躍することを期待しています。 |
コースの詳細・募集要項については、 コース案内をご参照ください。 |
|
|
卒業生の研究テーマと掲載誌 |
がんのリハビリテーションにおける新しい身体機能スコアの開発 |
Miyata C, Tsuji T, Tanuma A, Ishikawa A, Honaga K, Liu M: Cancer Functional Assessment Set (cFAS): A New Tool for Functional Evaluation in Cancer. Am J Phys Med Rehabil 2014; 93 (in press) |
|
下肢リンパ浮腫患者の蛍光リンパ管造影法によるリンパ管輸送機能の評価 |
Okitsu T, Tsuji T, Fujii T, Mihara M, Hara H, Kisu I, Aoki D, Miyata C, Otaka Y,Liu M: Natural history of lymph pumping pressure after pelvic lymphadenectomy. Lymphology 2012; 45, 165-176 |